国際交流
章佑会は世界とつながります!
1995年
- 国際交流開催
1996年
- 国際フォーラム開催
1997年
- 国際交流開催
- 国際フォーラム開催
2006年
- 交流会開催
2013年
- クルート研究所国際学術会議(ラスベガス) 出席
- Opportunity Village(ラスベガスの福祉施設) 見学・交流
クルート研究所国際学術会議のご報告
ラスベガスにて行われたクルート研究所国際学術会議に出席しました。
論文の発表は複数のクラスに分かれて行われ、世界各国から参加者が集まりました。
章佑会では、障害をお持ちの方の仕事を法人の中でつくり出すことで皆さん様々な分野で活躍し、お互いにWin-Win関係を築いています。
学会では、障害者を労働力として活用したビジネスモデルを発表しました。
Opportunity Village 見学
非営利組織が運営する障害者施設「オポチュニティビレッジ」を見学しました。ネバダ州で4つの施設を運営していますが、今回はそのうちの2施設に行きました。ラスベガスの都市からだいたい車で20分ほどの距離にあります。
こちらの施設は、障害を持つ方にサービスを提供しており、企業に就職している方を合わせると、約7000人の利用者が利用しています。また、ネバダ州で2番目に大きいシュレッダー会社も運営しており、多くの利用者の方がそこでも働いています。副理事長には自閉症の息子さんがいらっしゃり、紙をちぎることが好きだったことからアイデアが浮かびシュレッダー会社の設立に至ったそうです。
一人ひとり各部屋に分かれて活動を行っていました。
右側は、受注加工や自主生産品作製作業の様子です。
複数の作業が行われており、部屋の奥には作業の部材が入った段ボール箱が積まれていました。
様々な作業があります。
缶バッチ作製、ラスベガスのホテルの部屋に置いてあるコーヒー砂糖ミルク等のセットとパッケージ、ラスベガスのホテルで使用したシーツを洗って小さく切り、周りを縫ってタオルにする作業等。そして、汚れたらすぐに掃除が出来るように各部屋には清掃道具がセットされたカートが置かれていました。清掃道具は、使いやすく工夫されたものでした。また、クッキー作りやランチ作りも行っています。ラスベガスのホテルやインターネットで購入することができます。
プログラム活動では、タイムマネジメントやお金のマネジメント、公共交通機関の利用等、地域で自立した生活を送る為に必要な訓練を行います。
左上の写真は、お金の使い方を学び、実生活で使えるように練習している所です。
右上の写真は、学んだことを実践できるように用意された「会議室」「手洗い場」「公共交通機関」「ゴミ置き場」等のシチュエーション別の部屋です。
まず、施設内に用意されたこちらの部屋で練習することで、皆さん行動に自信をつけているそうです。
左側の写真は、作業部屋に飾られていた掲示物です。一日の予定もわかりやすく掲示されていました。手作りの和紙やカードも飾られ、お部屋は温かい雰囲気に包まれていました。
右側の写真は芸術プログラムの様子です。芸術プログラムでは、ネクタイやスカーフ等を好きな色に染めたり、絵を描いたりしていました。一人一人がアーティストと呼ばれ、販売することを意識して皆さん作業に取り組まれていました。
廊下には作品が飾られ、施設内に設置されたショップでは、それらの創作品を購入できます。廊下に飾られている絵には値札が付いており、専門家がサイズ等を見て金額を決定しています。
音楽プログラムでは、音楽家が先生となり、バンドを結成してイベントで披露しています。